「泥にまみれろよ」
先日、仕事場へ向かう道すがら、駅から30分余りかかる長い道を歩いていた。 その時、ふと心に浮かんだのがこの言葉だった。
これは、井上雄彦の人気漫画『スラム・ダンク』の一節だ。自分が何とかしなければ、と思う余り空回りをしていたある選手(主人公の一人・赤木選手)が、「自分のチームには主役になれる選手が何人もいる。でも、彼らのために体を張って活躍できる場を作ってやれるのは自分しかいない」と確信して、変貌していくシーンの印象的なせりふである。
自分の立場は、チームの大黒柱だった赤木君とは全く異なる(それでも、何かしら共感できる選手がいるのがこの漫画のすごいところだ)。自分の役目についても、薄々こういう方向で了解していた面はあった。
でも、漠然と思っていたことに、しっかりした方向性を与えられたように思う。自分は夢をめったに見ないので(はなく、覚えていないだけとアートセラピストには言われるのだが)、こういう機会をとても貴重に思った。
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